冬だ。冬なので、体調の変化があったりで、いろいろと消化のできない体がもどかしい。上手く行きますように、と願をかける朝。

午前中は病院で懸案だったことがあっさりと解決して、きょとんとしている間に山崎パンのように左へ右へ、クリームやイチゴをのっけられて、するすると診察が終わる。えがったえがった。

近くで担々麺をはふはふと食べる。後ろのサラリーマンのたっぷりとした会社への不満も、担々麺の前では甲斐なく、するすると消えていった。あぁ、がんばれ30代。40代になったらきっと解決しているさ(てきとー)。

夕飯は料理ができぬ父親に牛丼の作り方を教えるというおもしろオリエンテーションがあった。最後まで味の行方を気にして、何度も味見をさせたがる父。『失敗してもやり直せる、大丈夫』と教えてくれた人に、そっくり同じことを伝えるとは。そりゃ私も歳をとるはずだ。