わ、12分の1が過ぎた。

うーむ、うーむ。私のやる気スイッチを押してほしい。たくさんすることはあるはずなのに、頭がちっとも働かない(キテレツ大百科)。ちょっと慣れてしまった仕事なので、緊張感がないだけなのです。それはわかってるのだけれども。気合いを入れていこう。うん。


朝から作業があってめずらしく始業より一時間早く出社したら山手線の中で声をかけられた。朝の出勤で誰かに苗字を呼ばれるなんてそうそうないことだから、呆けた顔でふりむいたら、なんと昔の職場の後輩。ぷくぷくと太っていた(失礼)。そして唇が荒れていた(失礼)。見たまんまを本人に伝えたら(一番失礼)、「相変わらずッス」と苦笑していたけれど、元気そうでなにより。相も変わらず超忙しそうだったのも何よりでした。不思議だ、こんな小さな街でたくさんの人がいる中で、自分の知り合いや友人が仕事や何かをがんばっていると知るだけで、何か心にキラっとしたものが光る。「勇気」とか「安心」とか、そんなたいそうなものじゃないけれど、たまに取り出してまじまじと見返すと元気のでるお守りみたいな。


そんなこんなで、10年前の今頃、東京で入学試験を受けていたんだっけ。新宿駅で迷子になって途方にくれていた私はもういないけれども、相変わらず地下鉄の乗り継ぎでまごまごするんだから、たいして成長もしていないのだな。残念。