約1週間ほど節電休暇だったのです。もはや日記ではなく回想録。

●11日
前日、送別会だったので深夜帰宅(終電で帰るという考えが私の会社にはない。けしからん。もちろん積極的に終電逃したけど。すみません。)

へろへろな状態で早起きしながら東京駅へ。思えば社会人になってお盆に休みをとるのは初めてかもしれない。駅のホームの湿度もいつもよりみっちり。四方八方へ、みなさんさようなら、またここで。


一度仙台に帰ってから車で山形へ。車で家族で遠出するなんて何年ぶりなんだろう。亀やという旅館に泊まりました。目の前には日本海。「ここで何かあったら、一生懸命走ろう」などと、家族で確認しあう。部屋食だったのでお酒を飲みながらのんびり夕飯をとって、いろいろと話合い。それでも分かり合えないことだってある。今は話し合う時じゃないのかも、と思いこの日はこてーっと就寝。

●12日
旅館の空調にやられて風邪っぴきに。朝食をなんとか胃につめこんで、足早に後にする。①同山形駅にむかってから兄をピックアップして、家族四人で昼食をとる。

いちおう、私の誕生日祝いという名目のランチでした。いやー、ありがとうございます。周りの人に「今年29なんですよ!」って言いまくっていたから、すでに29歳になったつもりでした。いつもこういうとき、父親から「今年の目標は?」と聞かれるのですが、昨日の小さないざこざもあったのでそれもなし。なので、自分から(わざわざ)「今年も一年、毎日健康でいたいです」と宣言しました。この可愛げのなさ・・

夕方には仙台でお墓参り。施設内にあるプレハブの遺体安置所を見てぎゅうっと心がしぼんで、見晴らしのいい丘に立つお墓から山々を眺めて、ふっと息をつく。どうか、どうか、この空気の中で、安らかに。

●13日
朝には東京へ。短い帰省でした。新幹線はいつもぐっすり眠れる。