世界にひとつのプレイブック」を見てきました。アカデミー賞効果で満員御礼。年齢層はやや高めでした。

デニーロが枯れた親父の役をやる・・というのは何回見てもとても不思議な気持ちになるのだけれど、昔の栄光にすがってかっちょいい役ばかりやろうとするよりよっぽど素敵だなーと思います。今回もヘロヘロ具合が最高。



なによりジェニファー・ローレンスのチャーミングさったら!おかげでブラットリー・クーパーのモッリモリの筋肉を見るのを忘れてた。もともとはズーイーちゃんがキャスティングされていたというのもびっくり(wiki参照)。観賞後だからですが、華やかさがあってさっぱりモテ系なズーイーちゃんより、ちょっとほの暗い色っぽさのあるジェニファー・ローレンスのほうがぴったしかなーと感じました。いや、ほんっとチャーミング。日本で言うと(?)吉高由里子さん的なモテかたというんでしょうか。天然もののコケティッシュさがあって。

カウンセリングとアメフト文化のない日本人にはちょっとわかりにくい部分とかもあって何とも不思議な映画だったのですが、結末にはやっぱりほろっとして、そうだなー、何があっても立ち直っていくんだよなーとじんわり励まされて帰ってきました。

今回は日比谷のシャンテで見たのですが、あの帝国ホテルとか宝塚の劇場付近の雰囲気、すごく好きなんです。あそこだけなんだかガラッと雰囲気変わるところとか。観劇にいくワクワクさが道路の広さとかにも出ていて、ちょっといい気持ちになれます。いっそ街灯とかも『雨に唄えば』みたいな雰囲気あるやつにしたらいいのにな〜。


こんなやつね。