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固くなに信じてることがあります。乙女座(つまり私)は2月が苦手だということ。因果応報は存在しないということ。時間が解決できないこともあるということ。過ぎ去ってしまっても過去に追っかけられることがある。いつまで・・・じゃなくて、これからも宜しく、ということか。ふーん。
ここ1〜2ヶ月くらい、夫は単なる気分なのか何なのか、いわゆる事件性のあるニュースが全くダメになってビジネスニュースばかり見ている。再現ドラマで構成されてる『世界仰天ニュース』みたいなのもまったくダメみたい。私はむしろ積極的にそういうものを見たいほうだけれど、これって男女の違いなのかな。
私は陰惨なニュースほど見たくなる。知りたくなる。調べたくなる。どういうことでそれが起きてしまったかを知ることは、どうすればそういう目に合わずにすむのだろう、の裏返しだから。見つめ続けることで納得したいのが女性で、見ないことで安定を保つのが男性なのだろうか。もしそうなら、砂鉄のように心に沈んでるあの思い出とか、あの思い出とかも、今はもう誰かにとっては見えないものになってんのかな・・・と思うと、少し切ない。もともと思い出ってひとりの物だけれどね。
去年も同じようなこと思ってて、とんと成長しないのだなー。やっぱり2月って苦手だ!
- 作者: 朝井リョウ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 単行本
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