明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年もいろいろありましたが、今年もきっといろいろあるのでしょう。いつも笑顔で機嫌よく、好奇心を持って過ごしたいです。ここ数年のキーワードです、「機嫌がいい」と「好奇心」。これさえあれば、たいていなんとかなる。料理でいうと鶏ガラスープの素ですね(むりやりなまとめ)。

年末の振り返り。

■12/28〜12/31
今年は忘年会がこの週になくてあっさりした年越しでした。いつもならこの時期、実家に帰っているからかもしれないけれど。大みそかに夫のおさななじみによる、超ドアウェイの飲み会にも参加しましたが、笑ってはいけないも見られずで普通に0時を迎えました。もしやそれが原因?

■1/1〜1/3
今年は結婚して初の年越しなので、夫を連れだって一泊二日の里帰りをしました。夫の家はとても仲がよろしくないので、年越しも家族とまったく過ごさないのですって。「お年取り」という独特の文化があるトーホグ育ちの私にとっては、夫の実家のドライな習慣がとっても不思議で新鮮でした。そっかー、東京ってそーなのかー。

私の実家では終始、なんかいかにも、日曜ハウス劇場みたいに雰囲気のいい我が家(兄の超かわいい子供までいるのでなおさら)の居間に、所在なさげにちょこんと座ってる夫に、何かぐーっと胸がつまってしまいました。母がはりきりすぎてずいぶんと振り切ったおせちを用意していて、彼が「正月もおせちとか家族で食べたことないや」と言うのを聞いてたから、何かこれもぐーっと思ってしまったのです。



私は彼に言いたかったのかもしれない。こんなにいい感じのハウス劇場なんだけど、うちの両親だって全っ然仲良くないし、兄と仲がむちゃくちゃ悪いときもあったし、それぞれいびつなことがあった家族なんだよ。でも、なんだろう、交響曲ってあるじゃない?ベートーベンの運命みたいな。あれってすごく暗い曲だけど、びっくりするくらい明るいメロディの章だってあるんだよ。家族だってそういうもんじゃないのかなぁ。

・・・・みたいなことを。箱詰めされて売られたサザエさんみたいな家族じゃなくってもいいのだ。幸せって、結論じゃなくて過程だものねぇ。

■1/4
年始のご挨拶に、義母&義父と夫で食事(これも渋る夫の尻を叩いて私が発案した)。今回も夫の兄は出席せず。も〜〜みんな〜〜〜大人でしょ〜〜(心の声)。美味しいステーキを食べた後に義母が「こうやって4人でご飯食べられるなんて夢みたい。」なんてぽつんと言っていたので、さらに、も〜〜〜と思った。こんなことなら何度だってやるわい。うん。


家族って何なのだろうか。わかりあえなくてもいいから、交響曲の指揮者のように一生懸命タクトをふるのだ、今年も精いっぱい。